正直iPhoneなめていました。Web技術者が感じたiPhoneの魅力

ぼくは普段仕事でWebアプリを開発しています。組み込み系などのソフトウェアは一切作れないです。

Web技術は、とても偉大な発明だと思っています。一箇所のサーバにアプリを用意すれば他の人はインターネットにさえつながっていればどこからでもそのアプリを使用することが出来ます。

Web技術の人々への貢献は測りしれないです。

Web技術の偉大さやその技術に携われることの誇らしさを感じながらも、心の底では他のデバイスを動かすソフトウェアに対して劣等感を感じてもいます。

例えば、先日母校の研究室に遊びに行った際に後輩達がAIBOを利用してサッカーをする研究を行っていました。正直ぼくには未知の世界ですし、Webはブラウザに閉じた世界にいるぼくからしたら、そんな研究を行っている学生達をうらやましく思いました。

AIBOだったか忘れましたがWii Fitを使用して、ブルーツゥースで命令を送ることも出来ると言う話しを聞いたりして、自分のいる世界の狭さを感じました。

そんなある種の劣等感を感じていたときに「iPhone SDKの教科書」という本をなんとなく購入しました。
正直なところ、iPhoneにはそれほど興味がなかったのですが、本を読んでみてiPhoneアプリをつくりたくてしょうがなくなってきました。

iPhoneはタッチパネルをはじめ、加速度センサーやGPS音声認識など様々な可能性を秘めています。もちろんインターネットにもつながります。

本にはアプリを作成する流れが丁寧に書かれています。本を読み進めるほどに、これまでのぼくの世界では出来なかったことが出来るようになる気がして、久々にわくわくさせられました。

いいアイデアを実現させれば、Apple Storeで販売することも出来ます。

で実際にそれなりのアプリを作るとなるとデザインの技術が必要であったり、数学の知識が必要になったりします。もちろんiPhone特有の機能を使いこなすのにも勉強が必要でしょう。

業務システムでWebアプリを作成する場合、デザインの知識もそれほど必要ないですし、数学的なことはほぼ不要です。

これまでいた世界以外のことをやろうとすると学ばなければならないことが多く正直大変です。自分の分野に閉じこもっている方が楽です。
でも自分がわくわくすることには、どんどん挑戦していけるエンジニアでありたいと思います。

iPhoneSDKの教科書CocoaTouchプログラミング、最初の一歩

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